地震耳
熊本地震
熊本県を中心に、4/14(木)21時26分にマグニチュード6.5で最大震度7を観測した。
その28時間後の4/16(土)1時25分にはマグニチュード7.3で最大震度7の本震がやってきた。
14日の震度7が余震であるとの報道に目を見張る。余震で震度7・・・
熊本は火の国と呼ばれ、活火山の阿蘇山がある。
隣県である鹿児島には川内原発が静かに稼働を続けている。
被害が多くても気象庁の報道から消されているようにひっそりと世の中には知られていない、湯治場としても有名な観光地である大分県が心配だ。
そこに住む者のツイッターでは、ゴーーーーーとテレビの画面が割れるようなもの凄い地鳴りが続いているという。大分県、大丈夫だろうか・・・
龍の道
昔の人は磁気プラズマの現象を目のあたりにして、恐怖のあまりそれがあたかも龍神のように見えたのに違いない。
磁気は地殻の底からやってくる。
フォッサマグナや中央構造線に何があるか調べてみると、驚く事に龍の名がつけられた地名が多く存在していた。
日本地震予知協会Webサイト ~雲にきこうよ~のページより
断層上には神社が並んでいる。
古代の人々は、天変地異を龍の仕業とし、神社を祀ることによって災いを鎮めようとしたのだろう。
ちなみに、今年は諏訪神社の7年ごとに寅と申の年に行われる式年造営御柱大社である。
ちなみに、鹿島神宮には要石という石があって地震をおさえている石として有名だとか。今回、この石が踏ん張ってくれているのかもしれない。
古代の退化した器官
私が生まれた昭和の40年代というのは、コンビニエンスストアなどもなくテレビもブラウン管で本体をガチャチャと回してチャンネルを変えていた。
薪をくべて風呂を炊いた家も多く残っていた時代だった。
そんな時代に、野山を遊び場として暮らしていた者には、自然界の声を感じる古代からの器官が残っているような気がしてならない。
台風が来る前や、地震が起きる前には、頭痛がしたり、耳鳴りが起こったり・・・
雨の匂いがする!
そう呟いて帰路へ走った子ども時代。
今の子ども達は風の匂いを嗅ぎ分け、雲の動きで天気を読むことができるのだろうか・・・
便利になりすぎた現代で、人間の鋭く敏感な器官がすっかり退化している。
私はというと、昔の人間なのか退化するはずの器官が今本領発揮をして活発に私に信号を送り続けているようだ。
耳鳴りという信号
4/18(月)の1時頃、皆がまだ寝静まっていた夜にそれが聞こえてきた。
キーーーーーーンといった金属音と鋭い痛み。
音叉を頭蓋骨で鳴らされたような不快な音が数秒続いて目が覚めた。
それから、寝られない。頭痛と、耳鳴りで朝を迎える。
どうやら、年齢的に更年期なのか?と、メニエール病などをネットで検索し始めた私。
これは、もう仕方ないので気分転換に本屋へダッシュ!
しかし、耳鳴りで平衡感覚もおかしくて、活字も気持ちが悪い・・・
夜になって、耳に何かを突っ込まれている違和感でもう気分は下降を続ける。
4/18 20:30 突然の水のような鼻血が私をビビらせる。
まさか、脳内で出血?(えらく、大げさな私)
なんとなく、地震による磁場の影響に思えた私はテレビを付けっぱなしでFacebookの友達にメッセージで体調不良の相談をしていた。
すると、23時に突然テレビの音が聞こえなくなった。
耳が聞こえない・・・
水を飲んで耳抜きをする・・・
あっ、右は聞こえる。
左がダメだ。
突然、ピタッと聞こえなくなった左耳。
翌朝、耳鼻科へ飛んでいき「突発性難聴」と診断され、ステロイドの点滴を始めた。
それからも、キーンと突然音がしたり、全体的に水の中にいるような私の耳。
最初の時こそ、平衡感覚が取れない気持ち悪さと音の煩わしさで寝込んだけれど、もうすっかり慣れたわ。(笑)
地震耳だ!
これって、地震耳ではないか?
いや、絶対に、地震耳に違いない。
銀歯あるし、私。
磁場から銀歯に伝達して私の耳が振動してるんだ。
世の中、ここ数日、地震耳で苦しんでる方いるのかな?
と、ちょっと、ぼやいてみた。