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なないろ日記 ~りんごの国から~ 

読書・折り紙・エコたわし作り・靴下わっか指編み・お絵かき・展覧会 あれもこれもと、七色にコロコロと襲い来る趣味との戦いの壮絶な記録!!

『小泉今日子 書評集』10年間に読んで書いた97冊

キョンキョン世代の私が選んだ12月の1冊

小泉今日子 書評集』2005年~2014年『読売新聞』書評欄
10年間に小泉今日子が読んで書いた おすすめの97冊
中央公論新社 定価本体1,400円+税


紅白でシンプルな装幀だが・・・
カバーを開くと本体の表紙には赤い縁取りの沢山の本のイラスト。
少し透けて白地にうっすら赤く見えるのがコチラの装幀の狙いかな。
スピンは、表題の朱文字と同じ朱色。花ギレは深い緑。新緑の中を白無垢を来たお嫁さん的な一冊に仕上がっている。・・・と、私の習性の一部分として、単行本を手にすると、とり急ぎ装幀を味わう作業を行っている。


平安堂書店で、最初に出会ったのは11月の初旬
キョンキョンが書評?どれどれ!ん?文章うまいじゃないかっ)
と、ペラペラと眺めて平台に戻してしまった。
だって、ビビッと来るたびに新刊の単行本を購入していたら我が家は図書館になるか、貧困化が進むかのどちらかだし・・・
でも、気になる本というのは、いつか手元にやって来るんだよね~。
不思議だな~。(と、自分の無駄遣いの言い訳をなんとか絞り出している)

結局、12月の師走の雑踏に紛れて昨日購入に踏み切りました。
ただし、この一冊は、手元本で後悔なし!<(`^´)>


小泉今日子と言えば・・・なんてったってアイドル~♪ですよね?
実際の私は、松田聖子中森明菜をその日の気分の陰陽に合わせてチョイスしていたのだけど、ショートカットに小顔でキュッと尖った顎の笑顔の彼女を嫌いだ!という人は居たのだろうか?

そんな、日本のアイドルの見本のような彼女が書評集だっていうんだから、ユーザーはどんな人達?私のような、昔を懐かしむタイプがまず手に取るのかな?
で、文章が素晴らしい!と唸った人は、その書き出しの一文に続きを読みたくなる衝動に駆られ、もはや、アイドル小泉今日子の書評であるという一種の偏見がぶっ飛ぶ瞬間を立ち読みで経験してるだろう。
1冊1冊の書評は見開き2ページで、簡潔に端的に心地よいリズムで書かれている。97冊のチョイスも自分のそれとは違っていたり、読了本にも出会えたりと、なかなか面白い。
沼田まほかるが2冊も掲載されていて、テンション上がった!
(たぶん、人にあまり勧められない時々覗きたくなる恐怖な作家)

そっか・・・人生の経験値を豊かに増やして書物からの栄養をたっぷり含んだその芳醇な文章には、昔のアイドルがすっかり大人になってしまった寂しさも漂わせている。

今なぜ小泉今日子なのか?

ここ最近の小泉今日子と言えば、数年前NHKの「あまちゃん」で主人公の母親役(元アイドルの替え玉)や、民放では中井貴一と共演した『最後から二番目の恋』で私をテレビにくぎ付けにした。
おそらく、彼女自身の飾らない人物像が、その役どころに垣間見れて役者としてはそれはどうなん?だが、同じ時代を生きてきた同世代の自分にとっては、素敵な歳の取り方をしてる小泉今日子が、「まだまだ私だって楽しんじゃおっと!」な気分へ持ち上げてくれた。40代後半だって、イケてるんだぜ~なね!
男性からは、どうなんだろう?まっ、私、男性じゃないから分からないけどさ・・・


読み方の分類は「おやつ本」でヨロシク

こういう、タイプの本はね、おやつ本って分類してるの。
(おいしそうでしょ?)
合間本でもいい。(笑)
両の手で結界を張る時間(←読書スタイルの私的表現)が少ししか取れない時に最適!
もしくは、次は何を読もうか?と、本屋に散歩に出かける前にどうぞ。
目次に97冊が並んでるから、気になる著書のページから召し上がるのも良いかも。

Xmas贈り物に、めでたい紅白のキョンキョン、いかかですか?

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