テスト前に掃除がしたくなる あの現象には心理学用語があった!
テストあるある
中間テストや期末テストって響き、懐かしいな~。
そんな学生時代から四半世紀を過ぎたアラフィフの私ですが、現在テストあるある現象に突入しております。
テスト前に「よっしゃ、今日こそは勉強しなくちゃっ」気合の入った強いストレスがかかると、何故かいきなり部屋の掃除を始めてしまうといった経験ありませんか?
掃除っていう可愛い言葉では片づけられない大がかりな模様替えを始めてしまい、綺麗になった部屋にある種の達成感を覚えてテスト勉強?何それ?みたいな現実逃避を特技としていた私ですが、大人になった今でも「テストあるある」が時々襲ってきます。
その現象には、心理学用語があると知ったのは・・・今朝、そうさっきです。(笑)
セルフ・ハンディキャッピング
セルフ・・・自らに
ハンディキャッピング・・・ハンデを与えてしまう
自らにハンディキャップを課し、たとえ失敗した時でも言い訳ができるようにしておく行為。失敗した時にはその言い訳によって自分の評価の低下をより小さくすることができ、成功したときにはハンディキャップを乗り越えた自分への評価の上昇を期待することができる。自尊心を守るための防衛行動。
(出典 セルフ・ハンディキャッピングとは-はてなキーワード)
いや・・・別に、自尊心とかどうでもいいんだけど、やっちゃってるわ私。あはは
実は、明日どうしても用意しなければならない資料があって、それが結構重要書類なんだよね。それって、ほら気軽にチャチャと作成できるもんでもなくって、滝にでも打たれてから精神統一後に、天から言葉が下りてきてブラインドタッチで気が付いたら出来上がっている・・・そんな妄想を繰り出しながらPCの前に4日前から何度も座っているんだけどもおおおおおおお
気が付くと、PCの火狐(ファイヤーフォックス)マークをクリックしてブログを書いちゃってる自分がいたり、ディズニーツムツムで今月はログインボーナスでルビー3つももらえたラッキーと喜んでいたり、見上げた先にある照明器具の傘を拭き掃除し始めたり・・・
これって、セルフ・ハンディキャッピング状態で間違いないな。
しかもだよ、その資料を作っているって知ってる仲間に出くわすたんび、「私、まだ全然ダメなんだよ~。できてないのおおおお~」と猫なで声で甘えてみたりする。
すると、「大丈夫だよ~。大変だもの~、そんなにちゃんとしてなくてもさあ~。」とかって緩い回答が返ってきて安心するんだ。
まさに、これって自己防衛行動で間違いないじゃん。
なぜ、逃げる?
では、どうして「今やらければならない現実」から逃げるのだろうか?
それは・・・その行為自体が自分にとって難題であって強いストレスとなって責任が襲い掛かっているからである。
というのが、私の今の状況であり、難題である「資料づくり」には明白な期限が待ち受けているので、段階的にペース配分をして確実に完成させなければならない切迫感に目を背けてしまっているのが現状である。
では、どうしたらいい?
やればいいのだ!
ただ、それに限る。
一旦、とりかかってしまえば、もうそこからは逃げ出せない膨大な量の作業が待っているのは分かっているのだから、順序を決めて達成感を味わえるスケジュールを頭で描きながら、着実に「やること」を消化していくしかないのである。
計画
私が作成しているのは、2015年度に委員長となって活動をした報告と2016年度の提案書を兼ねた「議案書」である。
すでに第1回目の議案書会議によって次回の会議までに作成すべき項目をまとめる作業からの逃避を行っている。←イマココ
議案書会議2回目・・・1月13日(え?明日じゃん。知ってたけど・・・)
(第1号議案・・・これは2015年度に何をしてきたか?の報告である。)
議案書会議3回目・・・1月27日(これ、結構日にちがあるから余裕な感じ)
(第3号議案・・・2016年度の提案、これは、1/13に決定した事項をまとめあげる)
議案書会議4回目・・・期限2月10日・・・会計報告と予算及び議案書の最終チェック
印刷2月17日
えっと・・・計画に無理がないか?と、まず脅える。
昨年度も、同じような活動の委員として議案書を作成してきたのだが、会議数は今回より3回くらい多かったと記憶している。
それでは、委員も大変だろうと、長となった私が計画をスリム化してしまったのだ。
その結果・・・私がやるべき仕事がぎゅっと凝縮果汁のように濃い味になってしまった。
まずは、明日の会議までに第1号議案を仕上げる!
計画時間として5時間でどうだ?やれるか?自分・・・
頑張ろう~。
次の会議までの自分の作業は、もっと計画的に机に向き合うようこのブログにて宣言する!
だから、仲間に気を使ってもらって
「できなかったのは、仕方ないよ~。忙しかったもんね~。」
などと慰めてもらわなくてもいいのだ。
だって、それはセルフ・ハンディキャッピングそのものだからさっ。
ちなみにあの現象にも名前があった!
本が好き!な私には、もう一つお馴染みな現象があるのだ。
それは、図書館や書店に入って本をちらっと開くとダッシュでトイレな現象だ!
最近は、もうマインドコントロールされているのか、本を開くまでもなく、それは突然容赦なく襲ってきてトイレへ誘われてしまう。
便秘の時に、コーラックなど必要ない!
図書館か本屋があれば完治だ。
それにも、『青木まりこ現象』と名前がついていた。
↑
かなり詳しく記述してあってビックリ!(笑)
本屋にいるとなぜかトイレに行きたくなる・・・そんな経験「あるある」が相次いて報告され、医療関係者や心理学者がこの「症状」の原因究明にチャレンジし、もっともらしい仮説がささやかれているが、いずれも決め手には欠けている都市伝説的な現象である。
元々は、「本の雑誌」(本の雑誌社)への読者からの投稿がきっかけとなった現象で、投稿者の名前から「青木まりこ現象」と名付けられたそうだ。
そんな事から、本屋で利用したいサービス3位には「トイレを使いたい」がランクインしているそうだ。(万引き防止のためにかトイレが少ないのが現状らしい。)
では、さらば
世の中には、心理的要因での「あるある現象」に、名前がついていたりして深く掘り下げていくと、なかなか興味深いものに出会ったりする。
今回は、それが「セルフ・ハンディキャッピング」だった。
よし!心を決めて、やるべき事に取り組もう~。計画時間は5時間だ!
私ならできる・・・できるよ・・・できるよね・・・
(手元にある読みかけの文庫本をチラ見しながら・・・)